2011年08月21日
カクベツセックス
ポツリ・・ポツリ・・・
僕の肩に温かな雫がこぼれる
白く細い腕で
彼女は大きい僕の背中を包む
時折、窓から風と共に雨粒が部屋に入っくる
フローリングの木は少し嫌がっているように思えた
冷たい夜は嫌い
一人の夜は嫌い
雨の日が嫌い
寂しいのが嫌い
突然のサプライズが嫌い
人は体のサイズに関係なく
心は無限の感情がある。
宇宙のように無限大に広がっていくようなモノ
好きという感情も時に自分でも信じられないぐらい
膨らんでいく
きしむベッドの上で
僕は宙に浮いてるような感覚に陥る時がある
それはきっと、心と体で愛し合っている時だと思う。
それは・・・性欲だけ満たす場合は味わえない
格別なセックスである。